BURTON Mystery Maloloを買ったのでレビューです
こんにちは。
長沼です。
今日もスノーボードネタです。
以前、こんな記事を書いたのですが、やっぱりというか、もちろんというか買ってしまったので、レビューを紹介します。
BURTON Mystery Maloloってどんなボード?
BURTON Mystery Maloloは、BURTONの期間限定?ハイエンドボードです。
昨年モデルには無かったし、昨年あったMysteryの名がつくモデルはなくなっているので、おそらく今期限定のモデルだと思います。
Maloloっていうモデルは、10年前くらいに通常モデルとしてラインナップされていました。
スノーボードの神様と言われるテリエが開発したボードということで、ずっと気になっていたのですが、もう1本のテリエモデルのFISHを持っている僕としては、なかなか手を出しにくくて縁がありませんでした。(用途もかなりかぶるので。)
BURTONのメジャーなモデルと言えばCUSTOMがあります。
オールランドモデルの代表的なモデルであるCUSTOMは1本で、フリーラン、パーク、パイプ、パウダー、グラトリといった、スノーボードの色んなことができる何でもできるボードです。
何でもできるから中途半端な訳ではなく、トップ選手が競技で使うほどのレベルに仕上げられている、非常に完成度の高いモデルです。
MALOLOはそのCUSTOMと、パウダー向けのモデルであるFISHの中間ぐらいを狙って開発されたそうで、パウダーを狙いながらも状況によっては何でもやる、僕のスノーボードスタイルとマッチしています。
しかも、Mysteryシリーズになったことで超軽量ボードに生まれ変わっているので、かなり高いですが思い切って買ってしまいました。
トップシート側
トップシート側のデザインは、こんな感じです。
BURTONのベテランフォトグラファーが撮影した写真を採用しているそうで、シンプルに仕上がっています。
ビンディングはThe Channelという取り付けシステムに対応していて、専用のビンディングを取り付けると、自由な角度、スタンスで取り付けできます。
3°刻みとか、0.5インチ刻みとかではなくて本当に自由な角度、スタンスで取り付けできます。
あと、このシステムを使うとボードのフレックスを邪魔しないから、ボードの持つ本来の性能を発揮できるそうです。
ソールのデザインとMethlon BASE
ソール側もトップシート側と同じく、ディーン・ブロット・グレイが撮影した風景を使っています。
シンプルでスッキリしています。
ソールはMETHLONというBURTON最速のベースです。耐久性にも優れるそうですが、1回滑っただけで傷だらけになってしまったので、やわらかいのではないかとちょっと心配です。
たまたま、石を踏んだだけならまだ良いのですが。
ベースと滑走ワックスを1回塗っただけなので、全く気合いは入れていませんが、よく走りました。
滑走性能は非常に高いと思います。
BEND:ディレクショナルキャンバー
右側が前ですが、前側がロッカーのような形状になったキャンバー形状になっています。
パウダーを滑った時にしっかりと浮いてくれそうです。
カービングではしっかりとエッジがグリップしてくれて良い感じでした。
BURTON Mystery Maloloで実際に滑ってみた感想
BURTON Mystery Maloloで実際に滑ってみた感想です。
まず、持った時にすごく軽いです。
162cmのボードなので、かなり長い部類だと思うのですが軽いです。
体重計で測ってみたら2.65kgでした。
160cmのFISH LTDが3.15kgなので、かなり軽いのがわかると思います。
その軽さのおかげだと思うのですが、滑った時に板の長さを全く感じません。
短めのボードを使っている時みたいに、ひょいひょいと軽く取り回せます。
乗り味は、クセが全然ありません。
ナチュラルに何でもできる感じの板ですね。
あと、ソールがとにかく良く走る。
春のグサグサ雪でも失速することなく走ってくれて気持ちが良いです。
軽くて、クセがなく、良く走る板、そんな印象のスノーボードでした。