栂池高原スキー場の滑走日記。一晩の積雪で別世界に。
こんにちは。
長沼です。
4/8に栂池高原スキー場でスノーボードをしてきた日記です。
4/7の夜から、まさかの積雪
昨日の夕方、雪が降ってきてうっすらと積もりかけていました。
朝は、完全に土が見えていたのですが、だいぶ白くなっています。
4/8の朝になるとしっかりと積もっていました。
山の下で15cmから20cm程度の積雪。
今日も昨日と同様、天狗原に上がろうと思っていたのですが、この積雪で黄色信号です。
ガイドさんが地元ネットワークを使って情報を収集してくれたのですが、栂池ロープウェイの頂上駅で70cmの積雪ということでした。
しかも、ロープウェイ運休です。
雪崩の危険性が高いため営業を停止します、とのことでした。
70cmも積もったところをロープウェイを使わずにラッセルして登るのは、しんどい。
昨日の2倍ほど歩いて登る必要があります。
しかも、昨日のシャバシャバ雪の上に70cmも雪が積もって、気温も上がっているという、非常に雪崩が起きやすいコンディション。
昨日も、雪にクラックが入ったりして危険な箇所はありました。
そこが完全に隠れて見えなくなっています。
自分はしっかりと気をつけていても、上で危ないところを切られたら雪崩に巻き込まれてしまいます。
70cmも積もった雪が落ちてきたら、それはそれは大変です。
しかも、雪が積もりすぎているから、急斜面以外はまっすぐしか滑れないだろうな〜、等々色々考えた結果、バックカントリーはやめてスキー場で滑ることにしました。
リスク、大変さ、楽しさ、っていうのを色々考えたのですが、割りに合わないという判断です。
ロープウェイが動かないので、林道を登るのですが、過去にその林道で雪崩による死亡事故も起きていますし。
栂池は山容が複雑で遭難事故の多い場所でもあります。
栂池高原スキー場でスノーボード
というわけで、栂池高原スキー場でスノーボードをしました。
新雪が積もっているというのがこの写真からでもわかると思います。
気温が上がって雪が重いだろうと思っていましたが、そこは予想が外れて非常に軽い雪でした。
非常に楽しいコンディションです。
ゲレンデ脇でもパウダーが存分に楽しめました。
今日は、ゲレンデで正解だったと思います。
ゲレンデは、バックカントリーと違ってアプローチが楽だし、たくさん滑れます。
パウダーをたくさん滑れました。
ゴンドラ中間駅も、昨日とは見た目が全く変わりました。
一晩で一面雪に覆われました。
リフトの右側に見える斜面は閉鎖されていたのですが、しっかりと雪は積もっていました。
そこそこ斜度があって、パウダーです。
進入禁止なんですが、それを無視して滑っている人が結構いました。
この斜面を滑りたい気持ちはわかりますが、どうしてここが閉鎖されるのかわかっているから、滑る気にはなれませんでした。
この斜面にアプローチする林道で雪崩の危険性が高いからです。過去に雪崩事故が発生して修学旅行生が亡くなっています。
その事故が起きた時も進入禁止になっていたのですが、引率の先生が強引に滑らせて事故になったそうですね。
スキー場でコースが閉鎖されている場合はきちんとした意味がある場合が大半です。
何も知らないというのは大変怖いことです。
幸いこの日は事故が起こることはありませんでした。
スキー場のレストランで食事
ガッツリ滑ってお腹が空いたので、レストランで食事です。
そういえば、スキー場でご飯食べたことってあまりないんですよね。
自分で用意した食材をリュックに背負って持っていって、バーナーで調理して食べることが多いです。
1200円のジンジャーポークプレートを食べました。
盛り付けが汚いし、あまり美味しそうに見えません。
ザ・スキー場のご飯って感じでした。
値段はそこそこするんですが。
食事は残念でしたが、この時期には考えられないほど良いコンディションで楽しい1日でした。